体長30cm程度の小型のフクロウだが、木の洞でなく地中の穴に棲む。脚が長く、巣の側には必ず見張り役が立っている。頼もしい仲間だ。

以前にも紹介しているので、興味のある方は下の記事へどうぞ>>
1) 番外編 カリフォルニアの鳥など(150): Burrowing Owl
2) カリフォルニアの鳥など(130): Burrowing Owl
3) カリフォルニアの鳥など(20): Burrowing Owl
テーマ:アメリカ縦断/横断の旅 - ジャンル:海外情報
ペレグリン・ファルコン (Peregrine Falcon) 、学名: (Falco peregrinus) は比較的見つけやすい野鳥の一つだ:南北極や高山、熱帯雨林には生息しないが、ほぼ地球上全土で見かけることのできる野鳥で、例外的に見られないのがニュー・ズィーランドだそうだ。
大きなカラスほどの体格で、飛行速度は時速390kmに達すると言う。狙われたら逃げられない速度だ!
カリフォルニア州サンノゼ市 (San Jose, CA) の市役所には2007年から棲みついたペレグリン・ファルコンがいて、時折ニュースになっている。現在はカメラが設置されており、様子を観察できるようになっている。>>Falcon Cam>>

このペレグリン・ファルコンは、カリフォルニア北部の鳥獣保護区を一周し、帰宅する直前に発見したもので、一羽だけでいた。1970年代に DDT使用が禁止されるまで、数は減少の一途を辿っていたが、現在の数は大分戻っているようだ。

西日を浴びて一人いる姿は神々しいまでに美しい:翼を広げると、成鳥では74〜120cmほどある。♂、♀とも同じ色調、模様だが、♀の方が♂より30%ほど大きい。

カメラに気づいたお母さんシカ、ここはそんなに安心できないわね、と思ったかどうか。。。カメラはともかく、マウンテン・ライオン|ピューマ|クーガー|パンサー (Mountain Lion | Puma | Cougar | Panther) 、学名:(Puma concolor) の目撃情報もチラホラあるので、子鹿にはそちらの方が脅威だ。

お母さんシカは、大丈夫と踏んだらしく,しばらく同じ姿勢を保ち授乳を続けていた。

が,双子の圧す力が強いので,子鹿たちの様子を見ながら、少しずつ後ずさりしている。

この時点では,既に腰を少し浮かす体勢で,間もなく授乳を打ち切っていた。

その後、裏に回った母と子鹿たちは、庭木と駐車されていた車の間の幅60cm程の隙間を通り抜け,隣家へ移動した。その前に,お母さんシカはこの「隙間」の通り抜け方を子供たちに教えなければならない。
車と庭木の間の隙間を通り抜けるのは,子鹿たちにとっては初体験:お母さんシカが通り抜けた後,しばらくどうしようかなと迷っていたが、まず1頭が母の後を追い,次にもう一頭が少し間を置いて続いた。
車がスピードを緩めず走り抜ける事が多いので、子鹿たちはしっかり何が安全なのかお母さんから学ばなければならない!

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双子が一緒に潜り込んだので、お母さんシカは少し後ろへ押し戻される格好になった。

子鹿たちは,可愛い尾を立てて、息を継ぐ暇も無い程の勢いでお乳を貪っている。

お母さんシカがカメラに気づいて,こちらを見る。が、子鹿たちは一心不乱。後ろ脚を踏ん張って、お母さんの懐に潜り込んだままだ。(続く)

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体長は10cm程,体重は10g程度の小さな身体だが、負けん気は強い。縄張り意識が強く、自分の縄張りに身内以外が入って来ると、まるでミサイルのような速攻で追い出しにかかる。

ヒトが住み始め、庭にハミングバードの食糧となる花の蜜を提供する植物を植だすと、それ以前は南カリフォルニアからメキシコ側のバハ・カリフォルニア (Baja California) に限られていたハミングバードの繁殖地は、北部まで拡大した。
サンフランシスコ湾岸でも、時折,彼らが庭木の枝の間に小さな巣を造り、卵を孵化する様子を見る事ができる。

高速回転が可能な構造になっているハミングバードの翼は、ホヴァリングを可能にする。空中停滞しながら、長く細い嘴から舌を長く伸ばして花の中の蜜を吸い出す。

のど元から頭にかけてグレーに見える部分は、角度が変わると光を受けて、マジェンタやピンクになる。

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