彼のバンジョー奏法は3本の指を巻くように使うことでそれ迄に無かった斬新な世界を創りだし、ブルーグラスを国際的な存在にまで高めたと云われる。今日も若いバンジョー奏者が、スカッグスのバンジョーを初めて聞いた時の衝撃をラジオのインタビューで話していた。彼のバンジョーを耳にしたら、どんなテクニックを使っているのか判る迄,何も手につかなくなったと。
アール・スカッグスはバンジョー奏者であるだけでなく、歌い,作曲もこなした。
相棒のレスター・フラット(Lester Flatt)との「ボニー&クライド」のテーマ曲、"Foggy Mountain Breakdown、" 1965年ライマン・オーディトリウムでの演奏。
Flatt & Scruggs - Foggy Mountain Breakdown - Grand Ole Opry
「ビヴァリー・ヒルビリーズ」のテーマ曲、「ザ・バラード・オヴ・ジェッド・クランペット」
レスター・フラット & アール・スカッグス、1962年
”The Ballad Of Jed Clampett” - Lester Flatt ,Earl Scruggs (1962)
("Come and listen to my story 'bout a man named Jed/A poor mountaineer barely kept his family fed ...")