一旦安全地帯に落ちたのだが、牛に軽く小突かれて転がってしまった。ブルの後ろ脚が蹴り上げられているが、もしリカード選手がこの脚のあたりに転がってしまうと結末は悲惨な事になる。幸い、ブル・ファイター (Bull Fighter)のハーゴがすぐ側に居てブルの注意をそらしたので事無きを得た。

まだ暴れ足りなくて蹴り上げる"702"号:ハーゴが見守る。

9番目のライダーは同じくカリフォルニア出身のブレイディ・ウィリアムズ (Brady Williams, Snelling, CA)。彼の引き当てたブルは"608 FIRE DOWN" ー勢い良くシュートから飛び出して来た。

ウィリアムズ選手、苦戦中。ブルの顔に掛かっている紐状のものは牛の唾液。初めてこの紐のようなものを見た時には何か判らなかったのだが、唾液と聞いた時にはビックリしてしまった。

ここでも銀色の紐がブルの口から出ているのが見える。ブルの力が強過ぎて、ウィリアムズ選手はこの後振り落とされてしまう。残念ながら8秒間に達せず、得点はゼロ。

ブルのいる所からは大分距離があるのだが、カメラ目線で向かってくる姿は迫力満点!
