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Yoko's 人生=旅 on this Blue Planet
高速回転中の青い惑星地球、負けじと走り回る一人の記録。
第64回小出裕章ジャーナル:揺れる高速増殖炉もんじゅの行方について 「超優秀な核兵器材料が手に入るということで、どうしても動かさなければいけないのです」2014.3.29.
第64回小出裕章ジャーナル:揺れる高速増殖炉もんじゅの行方について 「超優秀な核兵器材料が手に入るということで、どうしても動かさなければいけないのです」2014.3.29.

石丸次郎今日のテーマは、揺れる高速増殖炉もんじゅ」の行方についてです。 ラジオフォーラムでは、これまでも「もんじゅ」についてはたびたび触れてまいりました。 「もんじゅ」の問題について、たびたび小出さんにも解説をしていただきましたけれども、 3月5日にNHKがこんなニュースを流してます。

「フランスが取り組んでいる、いわゆる核のゴミを減らす次世代型原子炉の 研究開発に協力するため、もんじゅの活用も見据えた政府間の取り決めを検討している」

なにか「もんじゅ」の新しい延命策をフランスとやり取りを重ねているようですが。 まず、リスナーのために「もんじゅ」のおさらいを小出さん、 ちょっと簡単にお願いできますでしょうか?


小出さん:
はい。原子力というのは、ウランを燃料にして発電をしようとする、そういう技術です。 ただ、ウランと一口で言っても、そのウランの中には2種類ありまして、 いわゆる「燃えるウラン」、つまり「核分裂するウラン」というものと、核分裂しない燃えないウラン」というものがあるのです。 そして、大切な「核分裂するウラン」というのは、 実はウラン全体の0.7パーセントしかないのです。


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テーマ:軍事・安全保障・国防・戦争 - ジャンル:政治・経済