人口3,500前後の4分の3がアフリカ系アメリカ人と云うフェリーデイ (Ferriday, Concordia Parish, LA) の中間所得は $14,732、所得だけでなく土地も海抜20m前後とかなり低めだ。

平坦な土地で、背丈のある草が目立つ場所に突然出現した小さな教会:教会へ行くには、小さな木製の橋を渡らなければならないようだ。

極端と云える程質素な造り:白い壁にティファニー・ブルーの窓。灌漑用の堀が、教会の前にある。小さなファースト・ユナイテッド・M. B. チャーチ (First United M. B. Church) だ。

ここはウォ−タープルーフ (Waterproof, Tensas Parish, LA) と云う一風変わった名前の集落だ。2000年と2010年の間に、人口は20%近くも減少した。800人台だった人口が600人台になってしまった上に、住民の90%以上がアフリカ系アメリカ人で、その25%弱が60歳以上と云う状況だ。
日本にも数多くある限界集落はアメリカ社会の中でも出現している。綿花が最大の換金作物と云う農業地帯だが、続く干ばつ、特に2008年の干ばつはその大切な産業をほぼ壊滅状態にしてしまった。人口の減少の引き金にもなっているだろう。
町には353軒あり、一軒の中間所得は$10,250、家族の中間所得は$15,179〜どちらを見ても低い。

周囲はこんな状況だ。

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