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Yoko's 人生=旅 on this Blue Planet
高速回転中の青い惑星地球、負けじと走り回る一人の記録。
Cambodia / カンボジア (152) バンテアイ・シュレイ (Banteay Srei)(05)
2013.12.3.:カンボジアの人口約20万のシェムリアップ (Siem Reap) 郊外にある12 世紀に建てられた世界最大の宗教建造物、1,626,000 ㎡の規模を持つクメール帝国の首都の寺院、アンコール・ワット (Angkor Wat) から、翌日、10世紀に建造された小振りなバンテアイ・シュレイ (Banteay Srei) へ。

珍しく王様ではなく、王様に仕えていた二人の廷臣、ヴィシュヌクマーラとヤジナヴァラハ (Vishnukumara and Yajnavaraha) が967年に建造したバンテアイ・シュレイの寺院は、大方が赤みを帯びた砂岩でできている。この寺院で最初に遭遇した門:

blog 229 Banteay Srei Temple, Gate_DSC0249-12.3.13.(1).jpg

上部の屋根飾り(?)には、ギッシリと細かな彫り物がされている。

blog 229 Banteay Srei Temple, Gate_DSC0248-12.3.13.(1).jpg

下のモチーフは以前アンコール・トム (Angkor Thom) で見たカラ (Kala) がバンテアイ・シュレイにもあった:時間とシヴァ神 (God Shiva) を表す想像上の生き物。"Kala" はサンスクリット語では、「時間」を意味するが、「黒」も意味するようだ。

blog 229 Banteay Srei Temple, Gate, Kali_DSC0250-12.3.13.(1).jpg

人格化された「時間」は、すべてのものを破壊する「死神」、永遠不滅の時を盗んだ「悪魔」とも云われており、ヤーマ (Yama) 、「死神」に同じとされることもあるようだ。

blog 229 Banteay Srei Temple, Gate_DSC0253-12.3.13.(1).jpg


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テーマ:カンボジア - ジャンル:海外情報