ピックアップ・トラックやキャンピング・カーで訪れ、週末を日がなOHVでこの高い砂の山を走り廻る若者のグループや父子コンビ。

稜線ギリギリの場所にも轍の跡が見える。

裾野まで下り、また頂上を目指す一日。

こういう場所で育つ子どもたちと、規則で雁字搦め状態で育つ子どもたちの大人になってからの違いはどこに出るのだろうか?臨機応変に一瞬一瞬の決断を的確にして行かないと,命の危険にまで及ぶ行動形態と、自分で考えて決断する事を制限されつづける行動形態。この差は,命の危険度に対する感度まで鈍くするだろうな、などと考えながら,サンド・マウンテンを走る若者達を見続ける。

一生の命には限りがある。その時間の中でどう生きるか,考えさせられる光景だ。

テーマ:アメリカ縦断/横断の旅 - ジャンル:海外情報