前日までに、公園の東側と西側を結ぶ道路からアクセスできる場所の植物はおおよそ観察済みなので、190号線で一気に公園を横切り、西側に到達。パナミント・スプリングズ (Panamint Springs) の西側にあるファーザー・クロウリーのポイント (Father Crowly's Point) :固まった溶岩が剥き出しになっている場所で、大きな裂け目が眼前に広がり、下のレインボー・ヴァレー (Rainbow Valley) が一望できるポイントだ。

この場所には、本数は少ないが白いアザミゲシ属の一種、モハヴィ・プリックリー・ポピー (Mojave Prickly Poppy) 、学名: (Argemone corymbosa) が毎年顔を出す。大きく裂けた大地の崖の斜面にあるので、近づくことはできないのだが、毎回この公園を訪問する度に、確認する野草だ。

多年草で背丈は40〜80 cm 、花は大きめの4〜8 cm。

葉、茎、額、全部が棘で覆われている。が、花びらはその姿とは対照的に、薄く柔らかな白。目立つ存在だ。

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