ミッチェルから207号線沿いの針葉樹の森の斜面に咲いていた少し変わり種のウェスターン・パックーン (Western Puccoon) 、マメ科のオヤマノエンドウ属の多年草、牛や羊、馬たちがたくさん食べると有害な通称ロコウィード (Locoweed) など見ながら進むと、潅木の多い日当たりの良い場所に到着。
オレゴン・サンシャイン (Oregon Sunshine) の咲き始めていた乾燥して大きな石がゴロゴロしている斜面には、派手な色で気を引くおなじみの半寄生植物、インディアン・ペイントブラッシュの赤い姿も。だが、少々疲れた姿をしている、まだ5月初めなのに。。。

デザート・インディアン・ペイントブラッシュ (Desert Indian Paintbrush) 、 学名:(Castilleja chromosa A. Nelson) で多年草、背丈は15〜45cm。乾燥したセイジ (Sage) 、パインやジュニパーの多い場所、もちろんモハヴィなどの砂漠にも自生する。高度は3,000m以下のオレゴン、モンタナ、ワイオミング、コロラド、ニュー・メキシコ、カリフォルニアで見られる。
花びらのように見える「額」と茎の間に白いシベが突出した花の姿が見える:画像の下部の中央と少し段差はあるが左右には、すでに受粉が済んだのだろう、子房が膨らみつつある姿が見える。
上部には、右側に黄色が強い突き出した筒状のものが見えるが、これが花。間もなく開花する蕾だ。

下の画像の上部左右には、満開の時期が過ぎた花のシベが見える。

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