鶴がねぐらへ戻る様子を撮影できるように、鶴居村へ戻る。暗くなる前にと急いでいるのだろう、大きな集団での移動が目立つ。

少し遅れて、小さな家族グループも続く。

日本だと繁殖地と越冬地の移動距離は約150 kmと言うことだが、中には300 km前後移動する個体もいるらしい。数年前に真冬の青森を訪問した際、タクシーの運転手さんが、子供の頃は朝早くに鶴が鳴きながら移動するのを聞いて目覚めた、と話していた。
雁などのV字編隊もほとんど見られなくなった本州。
カリフォルニアの鳥獣保護区に来る渡り鳥の数も、場所によってはかなり少なくなっている印象、かなりと言うより、ほとんど見かけなくなっている場所も2−3ある。
殺虫剤や除草剤の、昆虫やその他の鳥獣に与えているマイナスの影響は膨大になっているに違いない。
SF湾岸地域にあったモナーク(オオカバマダラ)の避寒地は、この30年の間に悲惨な状況になっている。<<

ここまで目に見える状況になっていると言う事は、ある日、突然、崩壊となる可能性も含んでいると言うことだろう。

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