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Yoko's 人生=旅 on this Blue Planet
高速回転中の青い惑星地球、負けじと走り回る一人の記録。
Snow Monkey in Nagano 787: 長野県地獄谷野猿公苑の日本猿、「雪猿」〜
7月の長野県地獄谷野猿公苑ニホンザル (Japanese Macaques) の様子:梅雨明け前の7月下旬、お猿さんたちは、どんなに悪いお天気でも、毎日山から野猿公苑へ下りてくる。山には青葉が茂り、真冬とは異なり食べ物は豊富だが、栄養価の高い木の実はまだ無い。野猿公苑で、定時に撒かれる小麦や大豆がお目当てで、木の実などが多くなる季節になると、全く下りて来ない、と言う「無断欠勤」の日も年に1−2回発生する。

野猿公苑の苑長さん以下、スタッフは優秀で、毎日、夕方になって山へ戻るお猿さんたちの進む方向を確認しながら、次の日、山のどのあたりにいるかを推測して迎えに行く。この時期は、マムシなども動き出すので楽な仕事ではない。その上、地獄谷周辺の山は、傾斜がキツイ。現苑長さんは、マムシに噛まれて入院した事もある世界的写真展でグランプリを獲得した萩原さんだ。萩原さんのグランプリ獲得以来、地獄谷を訪れる海外の写真家の数も観光客の数も激増した。お猿様の経済効果は「大」なのだ。

が、このパンデミックは、他の観光地同様に、この地域の温泉にも経済的な大打撃をもたらした。人の少ないパンデミック中は、お猿さんたちのゆったりと過ごす姿を撮れただろうと思うが、結局、「関所」が復活しそうな幾つかの県境の様子を見ていれば、北海道訪問も、長野訪問もできなかった。世界中で起きているワクチン被害も加わり、何とも酷い3年間となった。

そんなヒトの世界の狂騒と離れて、お猿さんたちの世界は自然のまま、過ぎていただろう。

下の一枚は、雨の降る7月下旬、撒かれた麦を器用に摘んで口に運んでいるお母さんの頭の上に陣取った赤ちゃん猿の姿。この時点で約2ー3ヶ月齢。興味があるのだろう、片手をお母さんの腕に掛けて、覗き込んでいた。

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テーマ:動物の写真 - ジャンル:写真

コメント
この記事へのコメント
赤ちゃん猿の目線とお母さん猿の目線、一緒ですね(●^o^●)
2023/04/10(月) 22:21:15 | URL | チャンコナベ #-[ 編集]
チャンコナベさんへ:良く見てますよね。
チャンコナベさん、こんにちは。

> 赤ちゃん猿の目線とお母さん猿の目線、一緒ですね(●^o^●)

はい、ヒトの子と同じで、良く観察して、真似をして、色々と覚えて行きます。
しっかりと見ていますね、この子も!
2023/04/11(火) 16:29:49 | URL | yokoblueplanet #-[ 編集]
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