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WSJ:「兵士の不祥事は危機対応能力に悪影響=アンジェレラ在日米軍司令官」 2012年 11月 29日 19:41 JST
WSJ:「兵士の不祥事は危機対応能力に悪影響=アンジェレラ在日米軍司令官」 2012年 11月 29日 19:41 JST

  【米軍横田基地】サルバトーレ・アンジェレラ在日米軍司令官は、在日米軍兵が関わる事件の多発によって、アジア地域の危機対応能力にマイナスの影響が及んでいると指摘した。

 アンジェレラ氏は7月に司令官に就任して以来初の共同インタビューに応じ、「われわれはルールに従わなければ自らの任務を遂行できない」とし、一連の事件は「われわれの態勢に確実に影響している。定量化するのは難しいが、どの要員も何らかの任務を負っている」と語った。

 司令官は就任以降、ワシントンがアジアの安全保障政策の要と考えている日本で、複雑に絡み合う外交的・軍事的問題に直面している。

 沖縄県で10月、米海軍兵士2人が現地の女性に性的暴行を加えた疑いで逮捕された。それ以降も、先の事件ほど深刻ではないものの、同じく米軍兵士が関与する厄介な事件が相次いだ。中には、アンジェレラ司令官が課した夜間外出禁止令に違反していた者もいた。

 こうした事態を受け、米国と日本はさまざまな対策を検討している、と司令官は述べ、日米合同の巡回の実施や兵士の問題行動を米軍の法執行機関当局者に通報するための「ホットライン」を沖縄県に設置する案などが挙がっているとした。
 ただし、日米地位協定見直しに関する交渉の再開には反対だとした。在日米軍の法律上の管轄権について定めた同2国間協定は、反米軍活動家の攻撃の的となっている。

 「日米地位協定の見直しが必要だとは考えていない。ただし、(米軍兵士の)行動は管理する必要がある」と、司令官は述べた。

 日本との同盟関係に与える影響を米国がいかに懸念しているかを示す証拠に、司令官は都内で行われた記者会見にジョン・ルース駐日大使と共に出席し、性的暴行事件が沖縄県民に与えた苦痛に対して異例の謝罪をした。

 また、その日から在日米軍兵全員を対象に夜間外出禁止令を出した。これほど広範囲に外出禁止令が敷かれたことはない。だが、禁止令に違反した兵士に関する報道は日本国内で絶えない。性的暴行事件に関与した米海軍兵士2人は今月、那覇地検に起訴された。

 米軍兵士の相次ぐ不祥事は、垂直離着陸輸送機V22オスプレイの沖縄県への配備に対する地元住民の抗議で既に緊張状態にあった両国の関係をさらに悪化させた。

 東京郊外にある米軍横田基地の司令官室で記者団のインタビューに応じたアンジェレラ氏は、新たに沖縄に配備されたV22オプスレイ飛行隊は来月初めまでには万全の態勢が整う見通しだとし、「12月初めだろう。他の訓練によって妨げられない限り、その計画でいく」と述べた。

 日米は9月19日にオスプレイの配備について合意したが、オスプレイは先月沖縄に到着して以来まだ完全に運用可能な状態にはなっていない。地元の反対派は安全性に問題があると主張しているが、米国は平均を上回る安全実績であることを示すデータを挙げ、そうした懸念を一蹴している。

 日本には約3万8000人の兵士が駐在しているほか、1万1000人が艦船に勤務しており、日本国内の施設は85カ所に上る。過半数の米軍兵士が配備されている沖縄は、アジアで拡大している中国の軍事的プレゼンスへの対抗を目指す日米政府にとって極めて重要な拠点だ

 アジェレラ司令官は中国は日本における米軍プレゼンスの受益者だとし、安全保障の軸足(ピボット)をアジアへシフトするワシントンの「ピボット」戦略は、軍事力を拡大している中国をけん制する狙いがあるとの見方を否定した。

 「われわれがここにいるのは太平洋の平和と安定のためだ。中国もそこから利益を得ている。軍事面だけでなく、経済面に関してもだ」と、司令官は指摘した。

 中国政府は、日本では尖閣、中国では釣魚と呼ばれる東シナ海の島しょの領有権を主張している。日本は沖縄の一部と考えており、それを米国は長年支持している。9月以降、中国の巡視船が同海域に頻繁に接近しており、日本当局は神経質になっている。

 「われわれは、いかなる領有権争いも平和的に解決するよう両サイドに促していく」と、司令官は述べた。

 日米両国はここ数週間、相次いで合同軍事演習を行っており、今月、防衛協力指針(ガイドライン)の見直しに同意した。

 改定に向けた協議が行われるのは15年ぶりで、それにより日本の軍事力は地域の安全保障において、より大きな役割を与えられる可能性がある。専門家は、そうした動きは両国が中国に対して新たな脅威を感じていることを示すものであり、最近の中国政府による武力誇示を考えればなおさらだと話す。

 アンジェレラ司令官は日本での経験が豊富だ。過去に4度日本に駐留しており、直近では2009年~10年にかけて米第5空軍副司令官と第13空軍副司令官を歴任している。

 もっぱら米空軍勤務で、飛行時間は戦闘時の182時間を含め3100時間以上に及ぶ。

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テーマ:軍事・安全保障・国防・戦争 - ジャンル:政治・経済

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